大里郡寄居町の共同墓地にて天山石の墓石でコンパクトのお墓が完成しました。
寄居町の共同墓地にてコンパクトなお墓が完成しました。
先代の時からお世話になっている家の分家のお墓です。
お父様が亡くなられたので、お墓をということで
ご相談をいただきました。
お墓の管理が今後し易いように墓域内を石張りの施工としました。
墓地の広さは3.3㎡です。
大きいお墓も必要ないのでこの場所に収まる寸法で施工をいたしました。
神道式のお墓です。真ん中には八足台を置きます。
前に香炉があるのは以前仏式だった名残もありお施主様の意向で
線香も手向けられるようにしました。
今回は石塔は九州唐津産の天山石を使用しました。
大変固く経年変化にも強い石です。当店では一押しの石材です。
こちらは初めての仏さまになるので、線香立ては必要ないのですが
昔から本家でもしているので、それに倣うことにしました。
基礎工事の様子です。
型枠の施工と配筋の様子です。
鉄筋は13mmを使用しています。
基礎工事の完成です。
べた基礎工法です。真ん中のところがカロートになります。
外柵の施工です。
石と石のつなぎ目にはアンカーボルトの施工を行い石のずれ防止を図っています。
外柵の下回りの完成です。
カロートの一部完成となります。
石張りの完成となります。
外柵の完成となります。
神道ですので塔婆建ては必要がありません。
場所によっては塔婆を建てる場所もあります。
神道はおおらかだなと思います。
カロートの完成
カロート内部の様子。棚板の上にお骨を置きます。
下は土なのでお骨を土に返すこともできます。
芝石、拝石の設置。
これから墓石の施工を行います。
免震ゲルによる免震施工を行っています。
石塔の施工には標準施工を行っています。
完成しました。
神道なので竿石は仏式の竿より長くなっています。
それは剣を表しています。
文字は奥津城あるいは奥都城と彫刻します。
苗字を入れない場合の彫刻の方法もあります。
今回は相談の上○○家奥都城といたしました。
お墓は仏教的な建て方と神道やキリスト教の建て方などいろいろな
方法があります。その宗教に沿った建て方がよいと思います。
最近はモニュメント的なお墓が多く建てられるようになってきました。
また樹木葬墓の普及で一層多くなりました。
モニュメント的お墓が悪いわけではありませんが、何が対象物なのか
わからないように思えてしまいます。
作られる方の思いが表現できるのがよいと思いますが。
お墓を作ってからが石材店との本当のお付き合いとなります。
今回のお施主様には大変喜んでいただきました。
ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。