娘様が想いを込めてデザインされたキャラクターが素敵な、淡いピンク色の洋型墓石が完成。寄居町折原の明善寺様墓地にて
寄居町の明善寺さまにて、新しくお墓が完成しましたので、お伝えいたします。
こちらのお客様は、私の父の代に、お客様のご本家様のお墓を建てさせていただいて以来の方です。
30年ぶりくらいになられますでしょうか、ご来店をいただきご相談いただきました。
ご家族様のためのお墓で、1周忌までにお建てになりたいとのこと。
また、とても印象的ですが、娘様がデザインされた、かわいいたたき仕上げのキャラクターをつくり、設置されたいというご希望でした。
また、石の色合いも、亡くなられたご家族様のイメージから、淡くてきれいなピンク色の石をご希望され、お選びになられました。(お墓も外柵もすべて同じ石材をお選びになられました。)
デザインはシンプルでかつ掃除が楽なような設計をさせていただきました。
それでは、工事の開始となります。まずは、基礎工事の様子です。
ランマーを使用して、砕石を転圧しているところです。地盤をしっかりと固めることで、お墓が傾かないためには大切な工程となります。
これから生コンクリート打設を行う前の様子です。
鉄筋は13㎜を使用し20㎝幅で組まれています。
完成すると、見えなくなるのですが、基礎コンクリートの中に鉄筋を入れないと、基礎が弱くなり、長い期間で考えると、丈夫なお墓にならないことがあるのです。ですので、見えない基礎部分にもしっかりと鉄筋をお入れします。
基礎工事が完了し、型枠を外した状態です。
約30㎝ほどコンクリートを打設してあります。
外柵の石組みが完了したところです。
正面は少し変わったデザインとさせていただきました。
カロート内部のの様子です。
外柵の石と石のつなぎ目はアンカーボルトの施工を行っています。
石のずれ防止を行っています。
アンカーボルトの施工を行った状態です。
わかりずらいですがこれは石張りを行っている様子です。
今回は石の厚みは4.5センチの厚さの石を使用しました。
外柵の完成です。
これに塔婆立てが付きます。
石張りが完了しました。
カロート内部が完成しました。
カロート内部の下は土になっているので、お骨を土に返すこともできます。
塔婆立ての施工が終了しました。こちらの塔婆立ては、お墓本体の丸みを帯びた、波のイメージにぴったりとなるために、特別なデザインの素敵な塔婆立ての形を提案させていただきました。
このキャラクターさんは、お施主様の娘さまがデザインされたものです。
娘さまは、とても素晴らしく、この独自のキャラクターさんを制作するために、正面の絵、側面の絵、後ろの絵の3枚をお描きいただきました。そのおかげで、世の中にひとつしかない、こちらのキャラクターさんをお造りすることができました。
娘さまは、こちらのキャラクターさんを石で作成し、亡くなられたご家族様のために、お墓に置きたいとのご要望でしたので、実現することができて、本当に良かったです。
お施主様や娘さんも大変喜んでくださいました。
こちらでお墓が完成しました。
お引き渡しの際には、お客様から「本当に良かった~」というお言葉をいただき、こちらも安心しました。
今回は、亡くなられたご家族様に対しての、娘さまのとても想いのこもったキャラクターさんをご希望されたこと。それを実現できて良かったです。
有限会社飯野石材店 飯野澄夫